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5月に蒔いた綿の種が淡いクリーム色の花を咲かせている。大正紡績を訪問した際に分けていただいた種を会社駐車場の空きスペースに蒔いてみた。“畑は土づくりから”と言うが、肥料気のない土地なので成長は期待していなかった。案の定、成長は鈍い。あきらめて苗を引き抜いてしまおうと思ったこともあったが、もう少し様子を見ようと思い留まり、残っていたボカシ肥料を置いたり、夕方には水を遣り、伸びた草は抜いたりしてそれなりに手を掛けている内に、苗により成長の差はあるものの、花を咲かせるところまで育ってきた。綿の種類はアカラという米綿種の中でも病虫害に強くオーガニック栽培に適しているとされる洋綿で、朝、淡いクリーム色の花を咲かせる。午後になると少しずつピンク色に染まり、翌日には赤くすぼんでしまう。花としての寿命は短いが、毎朝つぎつぎ花を咲かせるのでそれも楽しい。今年の夏はかつてなく長く厳しい。連日35度を超える猛暑が続いているが、その暑さをむしろ成長の肥やしにしているように思えるくらい元気に育っている。 今では国内の本格的な綿の栽培は絶えてしまっているが、オーガニックコットンの製品が普及し始めてからのことであろうか、全国的に綿を栽培する機運が出てきている。商業ベースの栽培となるとコスト的に解決しなければならない問題はあるが、衣料の中で最も利用度の高い素材である綿について、その真の価値を知る機会となり、本格的な栽培につながればと思う。かつて大和一帯は和綿という日本風土に適した綿を栽培し、“大和絣”という木綿織りで全国的に名を馳せた時代があった。
by Socks-Y
| 2016-08-24 23:24
| 綿の花 咲いた
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