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近畿地方の梅雨明けも間近。気象庁によると近畿地方の平年の梅雨明けは7月19日頃とのこと。一足早く梅雨の明けた四国、高知を訪ねた。異業種グループの県外研修として、環境をキーワードの一つとする企業を訪問した。伊丹空港を発ち、高知空港に着くとそこは『高知龍馬空港』とあった。平成15年に高知空港が愛称化されたという。空港からはレンタカーを借りて県内を廻る。ドライバーはグループの代表でもある製材業の喜多氏。喜多氏にかかれば、慣れない車もたちまち手足のように一体となり、我々を快適に運んでくれる。初日は高知県の東部、高知市から東へ約50km、ゆずで村おこしに成功した馬路村にある(株)エコアス馬路村さん。馬路村と民間との合同で出資・経営するいわゆる第三セクターの会社。土佐湾に流れ込む清流、安田川に添って県道12号線を遡ること約30分。人口1000人余りは高知県の市町村で2番目に少なく、村の面積の96%は森林という小さなまち。この辺りは日本三大美林のひとつともいわれる魚梁瀬杉(やなせすぎ)の産地である。木を育て、森を守り、そして森を有効活用して永遠の森づくりをめざすという。間伐材を使い、木のバッグやうちわなどに製品化し、自ら都会のショップにも売り込む。森再生のひとつのモデルといえる。翌日は、高知市の西約15km、こちらも清流、仁淀川がまちの中を流れる日高村にある(株)ヘイワ原紙さん。かつては、今は見ることも無くなった謄写印刷(ヤスリ版の上に原紙を置き、鉄筆で文字や柄を描くガリ版印刷)の原紙を製造されていた。今、その技術を生かし、紙おしろいや脂取り紙など、紙や不織布に塗工し、さまざまな新しい商品を生み出しておられる。開発された製品の中には、ヘリウムガスの抜けない紙ふうせんもある。自然界での分解を考え、生分解性のインクやのりを使用している。今日のヘイワ原紙がある陰には、設備導入などで、異業種交流での人との大切な出会いがあるという。無風状態の空を上へ上へと舞い上がる紙ふうせんを見守りながらヘイワ原紙さんを後にした。
by Socks-Y
| 2008-07-16 11:56
| 高知/異業種交流
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